ナルコレプシーの人に見られる特徴

ナルコレプシーの見られる特徴として、以下のようなものがあります。
あてはまる人はナルコレプシーかもしれません。

A.10代で眠い

通常10代に眠気で発症し、情動脱力発作がその後に生じる

B.深い眠りに入る速さが速い

平均睡眠潜時の8分以下への短縮と2回以上の入眠時レム睡眠期が確認

C.ある遺伝子を持つ

日本人症例ではほぼ100%がHLA-DQB1*06:02遺伝子型をもつ

D.脳内のオレキシン濃度が低い

90%の症例で脳脊髄液中のオレキシンA濃度が検出限界以下

E.太っている、糖尿病

若年性の肥満、Ⅱ型糖尿病
その他の随伴症状として、ナルコレプシーには若年性の肥満、Ⅱ型糖尿病が多く、背景にエネルギー代謝の低下が報告されている。

F.多汗症など

汗症など体温調節異常
また多汗症など体温調節異常も多く、深部体温と末梢体温の勾配が少なく熱を放散しやすい特徴が知られる。

G.他の睡眠障害の併発

睡眠障害については周期性四肢運動障害、レム睡眠行動障害、さらに肥満をきたした場合には睡眠時無呼吸症候群合併も多い。

 


(脚注)
A.-G.^ 脳科学辞典/ナルコレプシーより引用
http://bsd.neuroinf.jp/wiki/ナルコレプシー


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA